タクシー運転手を目指したいけど、
「今の家族を養えるのか?」
「将来家族を養えるか不安」
このような悩みがあり、なかなかタクシー運転手になる勇気が持てない人が多いのではないでしょうか?
そんな悩みにお答えしたく、
- 家族を養う条件
- 同じ年収ならタクシー運転手が有利な理由
- 子供にお金がかかるまでにしたいこと
このような内容を記事にしましたので、参考にしていただければと思います。
タクシー運転手として家族を養う条件
家族を養う条件として、年収500万くらいを仮定して話をしていきますね。
タクシー運転手として家族を養うために、ここでは3つの条件について話をしますね。
- ある程度稼げそうなところか?
- 夜勤は可能か?
- 共働きできるか?
夜勤は可能か?
タクシー運転手は、やはり夜勤が一番稼げます。
夜勤をすると、2割増しの時間も多く働けますし、深夜は公共の交通機関がストップするので、乗る人も多くなります。
ロングが出るのもやはり、夜が多いですね。
ということで、まず夜勤ができるかが条件となりますね!
ある程度稼げそうなところか?
下の画像は、都道府県別のタクシー運転手の給料がまとめられた表です。
画像引用:http://kpuhaitaku.web.fc2.com/serviceindex1041126.html
この給料だけ見ると、少ないように感じます。
しかし、昼勤、夜勤、隔日勤務全ての合算の平均というところに注目して下さい。
また、年金をもらっている人が適当に働いている人も多く含まれます。
つまり、夜勤をしてガッツリ働けば、この平均ははるかに上回ります。
私の経験上、上の表の平均給料が320万くらいを超えていれば、夜勤なら年収500万円は稼げる可能性があります。
あともう一つ条件があり、その中でも一番人が動いている営業区域で働くことです。
ようは、一番人が動いているところということ。
最終的には、面接のときにタクシー会社で聞いて判断すればOKです。
共働きできるか?
やはり、共働きは強いです。
また、タクシー運転手は病気とかで休むと、その月の給料が減ってしまいます。
共働きができるなら、そういった時の保険にもなりますよね。
奥さんが年収200万でも、あなたが夜勤をして500万かせげば、二人で700万です。
奥さんがフルタイムで働いており、年収が300万以上あれば、無理に夜勤しなくても、隔日勤務でもやっていけますね。
奥さんが働いているというのは、タクシー運転手でも家族が養える可能性が高くなります!
同じ年収ならタクシー運転手が有利な理由
同じ年収なら、タクシー運転手の方が、家族を養うために有利な理由をお伝えしますね。
タクシー運転手をすると、まず支出が減ります。
そして、プラスαの収入も実はあるんです。
それでは、解説してみますね。
支出がかなり減る
タクシー運転手は、バイクやマイカー通勤をするのが普通です。
そして、マイカーならあなたが乗るタクシーと入れ替えて駐車します。
当然、バイク、マイカー通勤なので、帰りの一杯がなくなるんです。
電車通勤とかだと、どうしても飲みにも行きたくなりますし、飲みごとも多くなりますよね?
私の場合ですと、月に少なくても2万、多いときで5万以上はアルコールに消えていました。
収入は給料ー支出なので、支出が減るのは大きなメリットです。
チップがもらえる
あと、割ともらえるのがチップです。
その日の食事代くらいなることは普通にありますからね。
そして、あまり体力も使わないので、そこまで食べなくてもOKです。
夜勤は普通に食事しない人もいますし、隔日勤務でも食事はとらない人もいるくらい。
逆に、ガッツリ食べると眠くなって運転できなくなります。
このチップは結構大きいですよ。
子供にお金がかかるまでにしたいこと
子育てをしていると、お金がかかりだすのは、大体中学校から。
なので、子供が13歳くらいからですね。
部活や塾などで、幼稚園(保育園)、小学校のときよりも、随分と支出が増えてきます。
大学に行くとなると、入学金や子供が離れて暮らす場合は、家賃とかかなりお金が必要になってきます。
もし若いころから、タクシー運転手をしたいなら、この3つを実行して下さい。
- 貯金をする
- 家を買わない
- 個人タクシーを目指す
貯金をする
私の経験上、子供が小さい間は、割と貯金ができます。
この間に無駄遣いをせず、しっかり貯金しておけば、子供にお金がかかるようになってからも安心です。
中学、高校からかかる塾や部活の費用の足しに必ず役立ちます。
家を買わない
住宅ローンは元本が大きいので、金利という余計なお金をずっと払い続けることになります。
ボーナスもかなり持っていかれます。
金利のために。
戸建て、マンションを買うなら、子供が巣立ってからでもOKです。
そして、中古をキャッシュで買うのが理想ですね。
住宅ローンは金利で本当に自分の首を絞めますからね。
個人タクシーを目指す
法人タクシー(個人タクシー以外)は、売り上げの半分弱は会社に持っていかれます。
内勤している人の給料、車両代、ガス代、その他もろもろ、タクシー会社の経営に必要なお金もあるからです。
そして、一番は社長のためです。
タクシーに限らず、サラリーマンは半分社長の収入を増やすために働いています。
しかし、個人タクシーになったら、あなたが社長(個人事業主)なので、全てあなたの給料です。
すでに説明したある程度の都市で、夜勤をしたら70万とかは売上が上がりますので、それがまるまるあなたのもの。
もちろんそこから、ガス代など少し経費はかかりますが、それでも法人タクシーよりは、かなり収入は増えます。
子供が大学に行くくらいまでを目安に、10年頑張って個人タクシーを目指せば、かなり安心ですね。
まとめ
タクシーで家族を養うためには、最初に説明した条件をある程度クリアしないといけません。
その条件をクリアできれば、家族を養うのは十分です。
タクシー運転手は普通の仕事よりも、変なストレス(人間関係とか)がほぼありません。
勉強とかもしなくてOKなので、本当にある意味人生豊かになりますよ。
しかも、定年すぎてもかなり給料もらえますからね。
期待できない年金支給をギリギリまで、先送りして、その間ガッツリ稼ぎましょう。
定年過ぎても、年収が400万、500万あったらうれしくないですか?
これを可能にしてくれるのが、タクシー運転手です!